こんにちは!シュースポのスタッフ佐藤です!
このブログでは野球好きのシュースポスタッフが野球にまつわる情報をお届けしていきます。
今回のテーマは「シュースポがおススメするグラブ手入れの仕方」です。
ずっと野球をやっていると今更お手入れ方法を聞きにくかったりしますよね…
「今、野球界ではどのような方法でお手入れをしているのか?」
「またどのメーカーの手入れグッズが人気なのか?」
「どれくらいの頻度ですればいいのか」
などお店で販売してみてお客様の反応だったり、実際にスタッフが使ってみた感想だったりとリアルな声をお届けしていきたいと思います。
まず根本的になんでグラブはお手入れをしないといけないのでしょうか…?
理由① グラブの寿命を延ばしてくれる
グラブは牛の革で出来ているため、お手入れをしないと乾燥してパサついていきます。
パサついたまま使用したり、放置しておくと裂けてきたりします。
その箇所を補修することになったり、最悪の場合は買い替えた方が良いということにもなりうるので、しっかりお手入れすることでグラブの寿命が変わってきます。
理由② 守備が上達する
しっかりとお手入れする=グラブを大切にする、グラブを気にかけているということに繋がってきます。
そうすると型崩れしにくくなったり「ここだったら捕りやすいな」「あの打球はこうやって捕れば良かったな」などしっかりグラブと対話することによって1日の振り返りが出来るため守備力UPに繋がってきます。
理由③ 味が出てくる
グラブも革製品なのでお手入れをしていればツヤが出てより高級感溢れるものになってきます。
放っておくと色落ちにも繋がってくるので、せっかく買ったかっこいいグラブがかっこ悪く見えてしまいます。
自分のグラブだからこそかっこよく見せたいですよね。
などなど他にもいくつか理由がありますが主にこの三つだと思います。
理由②のことに関してはほぼ精神論ですが…(笑)
守備上手くなるための第一歩は絶対にグラブを大切にすることだと思います!!
佐藤はバッテイングが壊滅的にダメで守備で生きていかないといけないタイプだったのでグラブはとにかく大切にしていました。
そのおかげもあってそこそこ守備は上達したんじゃないかと思います。(笑)
プロ野球選手のグラブはどうですか?
土がついてドロドロのグラブを使っている選手なんかみたことないですよね?
日本の野球最高峰の人たちでさえ大切に扱っているんです。
全野球人が見習うべきところですよね👀
お手入れ方法
では、本題へといきましょう!
大きく分けて4項目あります。
順番も大事になってくるのでお間違えなく…(・∀・)ニヤニヤ
1.ブラッシングをする
皆さんに聞くとこの作業をしていない方多くいらっしゃいました。
ブラッシングは砂埃や見えない汚れを落としてくれます。
使うたびにブラッシングをしておかないと砂埃が蓄積されてグラブが重くなる原因にもなります。
オイルを塗り過ぎると重くなるというのは間違いで、砂埃を落とさないでオイルを塗るから重くなるんです。
近年のグラブは軽いですからね👀
しっかりとブラッシングをしましょう!!
2.汚れを落とす

さっきブラッシングして汚れ落としたやん!と思いますが、2の汚れ落としは目に見える汚れを落としていきます。
この時に使うのがクリーナーと呼ばれる道具です。
クリームタイプやローションタイプのもの、最近ではボディーシートのような汚れ落としもあります。
黒土のグラウンドで野球をしていると写真1のように捕球面を中心に汚れてきます。
高校生は毎日練習があると思うのでより汚れてくると思います。
「黒土が付いていた方が雰囲気が出てカッコいい」という方もいらっしゃると思いますが、実際は汚れを付けて守っているだけですからね(・∀・)ニヤニヤ
なのでこの汚れは付いてない方が良いと思います!!
この頑固な汚れがクリーナーを使うと…
ここまで綺麗になるんです!!!!!
やばくないですか!?
これを見ると汚れ落とそうと思いますよね(・∀・)ニヤニヤ
やり方としてはクリーナーをグラブに塗っていくのですが、ここでワンポイントアドバイス🎵
指で汚れを落としてタオルで拭き取るべし!
指で円を描くように汚れを浮かせていくイメージです。
そうやると今までよりも簡単に汚れが取れますよ!
人間で例えると化粧を落としてスッピンになった状態です。
一度スッピンにすることが大切です♪
3.保革する

ここで皆さん良く知っているオイルが登場します。
汚れ落としだけやった状態で放置しておくと、革が乾燥した状態になるのでオイルを塗っていきます。
汚れ落としの時にもオススメしましたが、保革オイルを塗るときも「指」で塗るのがオススメです!
手の体温でオイルを溶かしながら塗っていくと、革にオイルがしっかり馴染みますよ!
ここは各々の好みによって分かれるんですが、
捕球面を少しベタつかしてグリップ力をあげたい!という方もいればサラサラした方が好きという2パターンに分かれます。
ベタつかせたい方は、ミズノの爽香守シリーズやジュンケイのグリス、大谷翔平選手も愛用しているハタケヤマのグラブワックスがオススメです!

サラサラ系でオススメはスラッガーのオイルや和牛JBのプロティオス、
その中でも佐藤イチオシはゴリラスポーツのクローザーです!
スプレータイプになっており、ビシャビシャ吹きかけるだけでOKなんです(・∀・)ニヤニヤ
クローザーの良い所は普段なかなかやらない紐にしっかり吹きかけれることです。
紐も手入れしないと切れる原因になります( ノД`)シクシク…
紐はめんどくさくて飛ばしがちですがクローザーがあれば解決しますよ!
クローザー+でサイヤングというツヤ出しオイルを使うとツヤッツヤになってめちゃくちゃかっこよくなりますよ!
4.仕上げのブラッシング
満遍なくオイルを塗りましたが、どうしても塗りムラが出来てしまいます。
仕上げのブラッシングはそのムラを均一に伸ばしてくれます!
あとは摩擦でグラブにツヤが出てきます。
革靴も最後は乾拭きしたりブラッシングしたりしてツヤを出しますよね?
要領はそれと同じです(笑)
絶対にやめてほしいのが
汚れ落とし用のブラシと仕上げ用のブラシを併用することです
同じブラシを使うとせっかく汚れを落として、保革した良い状態のグラブをまた汚すことになります。
これだけは絶対にやめてください。
汚れ落とし用ブラシ、仕上げ用ブラシはしっかり分けましょう。
グラブの保管方法
使い終わってグラブ袋に入れっぱなしにしていないですか?
実はこれ…
一番やってはいけないんです!!!
ていうのも、これからの時期は特になんですが汗をかいてグラブもべちゃべちゃになりますよね(´;ω;`)ウゥゥ
そのべちゃべちゃになった状態のグラブを袋に入れっぱなしにしておくと、めーっちゃ臭くなりますよΣ(゚∀゚ノ)ノキャー
しかも汗で蒸れることによってグラブの革も悪くなっていきます…
革がへたってきたり、裂けやすくなったりと良くないことばかりです。
じゃあどうすればいいのかというと???
使い終わったらブラッシングして陰干しすることです!
細かくいうと風通しの良いところで陰干しがオススメです。
これをするとほんっっっとうに違います!!
騙されたと思ってやってみてください(笑)
半日から1日置いて乾かしたら、グラブ袋に入れるも良し、型崩れ防止のバンドを巻くのも良しです。
ポイントは乾ききってからやることです。
~まとめ~
基本的にはこの4つの項目を順番通りにやっていただけると間違いないです!
「もっとこだわりたい!」「かっこよく見せたい」など思っている方は、4の仕上げのブラッシングの後にムートンなどで擦っていくとよりツヤが出てきます。
先程オススメしたゴリラスポーツのツヤ出し「サイヤング」を使用すると、ピカピカになりますよ♪
各メーカーいろいろな種類を出しているので気になったものは一度試してみるのもありです。
磨けば磨くほど上手くなる。そういう思いでお手入れをしましょう!

佐藤 航
シュースポスタッフでただ一人草野球を楽しむ男。野球道具にはうるさい男。
選手の使っている道具を見るために野球観戦する男。
小学校、高校では全国大会に出場した男。