実際Wilsonのコユニ仕様グラブってどうなの?

実際Wilsonのコユニ仕様グラブってどうなの?

こんにちは!シュースポのスタッフ佐藤です!
このブログでは野球好きのシュースポスタッフが野球にまつわる情報をお届けしていきます。

今回はここ数年で一気に増えてきた「コユニグラブ」に注目して解説していきたいと思います。
現在は各メーカー様がコユニ仕様のグラブを出してくれていますが、一番最初にコユニに目を付け商品化したのはみなさんご存じのWilsonです!
元々Wilsonを使っていた西武ライオンズでセカンドを守っている外崎選手が使い始めました。
するとその扱いやすさにショートの源田選手がコユニにし、そこから球界全体に一気に広がり、今では小学生にもコユニにするプレーヤーがいるくらいです。

2024年9月にはグラブ開発担当の中村光彦氏を招いて、シュースポ初の「Wilson day」を開催しました。
スタッフにもコユニの良さや「この型番はこうやって使ってほしい!」とグラブへの思いを話していただきました。

イベント以降シュースポではWilson人気が途絶えません!!
Wilson内野手用三大人気の86型.87型.1723型を中心に女子選手から高校球児まで幅広いプレーヤーに選ばれています♪

コユニグラブ最大の特徴はポケットを深く作ることができ、ボールをしっかり出来ることです。

近年では筋トレや体の使い方などを見直し、パフォーマンスUPを図る選手が増えてきました。
年々打球速度も上がってきています。
速くて強い打球を浅いポケットのグラブで捕球するのは難易度が高いです。

Wilsonのグラブは深いポケットが作れるのはもちろんですが、縦に3つポケットを作ることが出来ます。

しっかりバウンドを合わせれば①or②で捕球でき、「バウンドが合わなかった」、「ヤバい」と思ったときは③のポケットに収めることが出来ます。
なので一か八かで勝負して、ジャンピングスローやランニングスローでアウトにすることが出来るんです!!!

とはいえ…
「ポケットが深いと握り替えが遅くなりそう」
「捕球後どこにボールがあるか分かりにくそう」と思う方もいるはず…

ご安心ください!
Wilsonは指部分に独自のデュアル構造を採用しています。

通常のグラブよりも丸みを帯びているため、ポケット以外で捕球してもポケットにボールが自然と集まります。
なのでボールを握り替える場所はどこで捕っても変わらないんです!!

コユニに変えた直後は慣れるまで違和感があるかもしれないですが、慣れてしまえばコユニ以外使えなくなります(・∀・)ニヤニヤ

捕球面の写真を見て頂ければわかるのですが、指先部分(赤)が広がって土手部分(青)が狭くなっています。
入口が広くて出口が狭いなんていう言い方をします!

こうなることでボールが入りやすく、入ったら出にくいようになっています。
捕った後ステップ途中にボールを落とした経験はありませんか?
内野を守っていれば一度はみなさん経験あるかと思います。
それは土手部分が広く、出口が広くなっているからです。
Wilsonのグラブはこのエラーが極端に減ります。
どんな打球でもスローイングまでしっかりもっていけるんです!!!

逆シングルで捕球しやすいのもコユニの良い所です。

もちろんポケットが深いから捕球しやすいというのはあるのですが、しっかりグラブを立てれるので手の自然な形で捕球できるからです。

「逆シングルってこんなに簡単だったっけ?」
と感じますよ!!

中村さん流に言うと「掴むんじゃなくて掴めちゃう」って感じです(笑)
店頭に型付けサンプルを置いており、キャッチボール、ゴロ捕りをするのですが実際に使うと「なるほど」と理解できます。

~まとめ~
まず大前提ですが本人が使いやすいグラブを選ぶのが一番です。
その選択肢の中にコユニがあるということを頭に入れて頂ければこちらも嬉しいです。
コユニ仕様のグラブは初めて使うときには少し勇気がいりますが、慣れれば問題なく使えていけると思います。
「ポケットが深いグラブが好き」「今使っているグラブではポロポロしてしまう」などそう思っているプレーヤーはとくに試してもらいたいです。

佐藤 航

シュースポスタッフでただ一人草野球を楽しむ男。
野球道具にはうるさい男。
選手の使っている道具を見るために野球観戦する男。
小学校、高校では全国大会に出場した男。
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